美容師になるには?仕事内容や求められるスキル、道のりとは

美容師になるには?仕事内容や求められるスキル、道のりとは

髪の毛を通じてお客様のお悩みを解決し、素敵にイメージアップさせることができる美容師。
オシャレで華のある職業に憧れを抱いている方も多いのではないでしょうか。

今回は、美容師になるためにはどうすればいいのか、求められるスキルや仕事内容についてご紹介します。
将来美容師を志している方、興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

美容師の主な仕事内容

美容師の主な仕事内容は、カットやカラー、パーマなどお客様のご要望に合わせながら髪の毛を理想のスタイルにしていくことです。
髪の毛に関すること以外にも集客や施術後の清掃、予約状況の確認などが業務としてあげられます。

また、美容師としてスキルアップしていくと、新人への教育やサロンモデルの撮影補助なども任されるようになるでしょう。

求められるスキルとは

美容師をする上で求められるスキルとは、具体的にどのようなものなのでしょうか。
代表的な3つのスキルを下記でお伝えします。

コミュニケーション力

お客様の理想の髪型を実現するには、お客様自身がどのような完成形を描いているのかをしっかりと把握する必要があります。
コミュニケーションをしっかりと取ることで会話の距離が縮まり、話しやすい雰囲気ができるので要望を聞き出しやすくなるでしょう。

また、話術によってお客様を楽しませることはリピーターの獲得に繋がるため、コミュニケーション力は欠かせないスキルとなっています。

向上心

美容師は、技術向上のために時間外に練習をする機会が多くあります。
常に流行が変わっていく美容業界では、練習を重ねて技術を磨いたり新しい技法を身に着けたりすることが、美容師として生き残る上で重要です。

向上心がなく新しい施術の習得をしないと、提案できるスタイルの幅が増えず顧客離れに繋がるきっかけとなります。
ですので、絶えず選ばれる美容師になるためにも、向上心は欠かせないものと言えるでしょう。

流行を先取る力

日々新しいスタイルが更新され、めまぐるしく変化をしていく美容業界だからこそ、流行を抑え既存の知識をアップデートさせることが必要です。
どのようなスタイルが流行っているのか、新しいパーマの方法は何かなど、最先端のものを常に取り入れる環境づくりを心掛けましょう。

美容師になるまでの道のり

美容師になるためには、通わなければいけない学校や取得必須の資格などがあります。流れに沿ってお伝えするので、参考にしてみてください。

①高卒資格、認定を取得する

必須ではありませんが、多くの美容学校では入学資格に「高校卒業以上」と定めているケースが多いです。
希望する美容学校の入学資格を確認して、必要であれば高校卒業資格や認定を取得し、美容学校に入学するための準備をしましょう。

②美容学校に通う

入学資格を満たし試験に合格すると、いよいよ美容学校に入学です。
美容師になる上で必要な国家試験を受験するためには、美容学校に2年間もしくは通信学校に3年間通うことが定められているため、美容学校の入学は必須となります。

また、美容学校に通うことで専門的な知識や技術を深めることに繋がります。
美容学校によって専門課程や学ぶ項目、授業内容はさまざまなので、自分がどのような美容師に将来なりたいのか、そのためにどのような知識が必要なのかを把握しておきましょう。

例えば、こちらの東京にある美容学校では、ヘアスタイリストとヘアカラーリストで専攻が分かれており、目指す将来像別に向けてより具体的に学ぶことができます。
このように全国各地にさまざまな特色の美容学校があるので、自分の将来ビジョンに合った学校を選ぶことをオススメします。

③美容師国家資格の取得

美容学校に2年間通った後は、美容師になるために必須な国家資格の取得を目指しましょう。
試験は年2回実施され、実技試験と筆記試験を行います。
詳しい受験内容は、実技試験ではカット審査とセット審査が行われ、筆記試験では衛生管理や香粧品科学などについて問われる内容です。

この受験に合格すると、美容師国家資格を取得することができ美容師として働くことができます。

まとめ

今回は、美容師の仕事内容や求められるスキル、道のりについてお話ししました。
将来美容師を目指している方は、自分に合った学校を見つけて専門的な知識や技術を学ぶようにしてください。
また、今回お伝えした美容学校以外にも通信制学校なども存在するので、必要であればそちらもチェックするようにしましょう。

ヘアカットをする美容師のようす